愛情があってもお金がなければ結婚は続かない 女性 35歳 K.N.さん

結婚によって新しい夢を実現したいという希望は折からの不況によって潰え去りました。離婚をした私に残されたものは、2人の子供とわずかですが借金だけでした。

順調だった結婚当初

元主人は女手ひとつで大事に育てられた人でした。仕事は母親が経営するスナックの手伝いをしていました。

ですが、いわゆる一流の学校を出ていて、大学には進学していないながら、学生時代の同級生はみな、有名企業のサラリーマンやお役人さんなどの堅い職業の人ばかりでした。

披露宴に出席してくれた人たちは仕事帰りによくスナックに来てくれました。私もお店にはよく顔を出していました。将来の夢は二人のお店を持つことでした。

不況で暗転

しかし、元主人の母親が経営するスナックの売り上げは不況で落ち込み出し、従業員さんもアルバイトの人には辞めてもらい、残された元主人にもどこかに働きに出るよう母親は要請するようになりました。

私よりも母親の影響を受けやすい元主人はその話に素直にうなずき、お店には行かなくなりました。

ところが、母親に対しては職探しをして仕事に就いたと言って安心させながら、実際には働かず、しばらくは私のパート収入と貯金を切り崩した生活をしていました。

不遇の中で不倫が発覚

元主人にとっては不遇な面もあったと思います。いくら名門校を出ていても母親のお店以外に仕事をした経験もなく、これといった資格も無い35歳を過ぎた人間を簡単に雇うところが無いのはむしろ当然です。

そうした無聊の暮らしの中で元主人はギャンブルを覚え、昔母親のお店で働いていた女の子と不倫関係になってしまいました。

しかも遊興費は私が結婚前から貯めていた預金を勝手に引き出し、さらには私のクレジットカードのキャッシング枠を使って借金までする始末でした。

唯一の身内である姉を頼りました

これ以上こんな暮らしは出来ないと思い、実の姉に相談をすると、すぐに離婚を勧められました。相談する時点で私自身離婚する覚悟を決めていました。

それでも相談したのは、すでに両親は亡くなっていましたので、姉は唯一の身内だからです。当座は姉のところに子供と共に身を寄せる気でいました。

キャリアウーマンの姉は気丈な人で、すぐに承諾をしてくれましたので、家に戻って荷物をまとめました。

調停に委ねました

しかし、離婚を切り出しても元主人は取り合ってくれないばかりか、ギャンブルと不倫を辞める気配もなく、家にお金を入れないどころか、借金は膨らむばかりでした。話し合っても無駄だと思いました。

一方では子供のこともあります。姉のところにご厄介になりながら離婚調停の道を選びました。元主人の身内からは慰謝料を請求すべきだとまで言われましたが、お金の無い事は分かりきっていましたから請求はしませんでした。

協議離婚が成立した今、元主人を恨む気持ちはありません。しかし、復縁する気持ちもありません。良い悪いではなく、元主人とは別の生き方をしていくしかない、現在は生活に追われています。

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