夫の暴力で壊れた家族の関係! 離婚することで改善された親子関係!

性別 女性
イニシャル T.T.さん
結婚した時の年齢 29歳
結婚した時の相手の年齢 30歳
結婚期間 25年
子ども 2人

元夫は、普段はおとなしく他人に対しても優しくて、はたから見ると絵に描いたような『優しい旦那』でした。

ただ普段おとなしい性格の反動なのか、結婚前にも、突然感情的になって大声を出したり車の運転が荒くなったりすることがあり、少々気になりましたが、私の中では、結婚を辞める原因にはなりませんでした。

おしゃべりな男が苦手は私には、無口な彼は、生活を一緒にするのには無理をしなくてもいい、とても楽な相手だったと思います。

始まった暴力:夫家系に伝わる暴力の連鎖

結婚して半年目に、些細なことから口論になり、彼に背を向けて窓際に立っていた私に、腰に後ろからすごい勢いの回し蹴りが直撃、横に吹っ飛んだのを覚えています。これが、彼からの最初の暴力でした。

この時は、私の方もちょっと言いすぎたかと反省し、回し蹴りはよっぽど腹が立ってのことあろうと思い、水に流すことにしました。この暴力の後の彼は、えらく反省した様子で『優しい旦那』に戻りました。

しかし、この時、彼の中で『暴力』の堰が切れてしまったんでしょう。これまでは大声や、物を投げるなどで済んだ感情のコントロールが、全て私への暴力となってしまいました。

暴力はエスカレートして顔や頭を殴るようになり、青たんを作って仕事に支障が出ることもありました。思い余って義母に相談すると、義父がやはり義母に暴力を振るっていたこと、また、義弟も同様、奥さんに暴力を振るっていることを悲しげに伝えてくれました。

ここで、暴力は、代々、受け継がれるものだということを学びました。元夫の暴力は、彼の感情を刺激しないように気をつけている私から、反抗期に入ってきた子供達に矛先を変え始めた時期もありましたが、『やさしい父親の顔』も保ちたかった彼の思いもあり、子供への暴力は短期間でおさまりました。

離婚と新しい生活を準備するための10年計画

離婚を決意した時期は、子供たちがまだ小学生でしたので、下の子が20歳を迎えたら離婚を切り出すことにし、それまでの10年計画を立てました。20歳という時期を設定したのは、大学入学時の資金(学資保険は充分に入っていましたが)や、一人暮らしの準備金などに不安を持ちたくなかったことと、20歳になれば、自分で親たちの事情を判断できるのではないかと考えたことが大きな理由です。

私自身、専門の仕事を持っており収入もありましたので、今後の資金として別口座を作り、自分の収入の一部や、以前からの貯金を移し始めました。

また、普段の生活は変えずに子供達にはできるだけ家族の思い出を作ろうと、積極的に家族旅行を計画して実行していました。

一番悩んだ『離婚』に関する子供への説明

やはり子供たちがちゃんと理解できるように、理由を話すことが自分の中でのネックでしたが、20歳を過ぎて大人になった子供達からは、驚くほど客観的な意見と、離婚に賛成であることを明確に聞けましたので、わたしにとっては『案ずるより生むが易し』の相談でした。

また、彼も驚いていましたが、金銭的な要求もしませんでしたので、離婚を受け入れてくれました。

離婚して初めて気づいた、自分に課せていた『結婚』という心の縛り

私自身は、離婚をして後悔した瞬間は、一瞬たりともありません。結婚をしていれば、もう少し経済的には裕福に暮らせているかも知れませんが、私自身の心の自由と行動範囲の広がりは、自分に課していた『結婚という縛り』がいかに大きかったかを思い知らされます。

昔は、母親である私を通してのコミュニケーションしかしなかった父親も、進んで自から子供達に連絡を取るようにしており、成人した子供も、父親を大人の目で見ることができるようになり、父子関係は、以前よりすいぶん良くなっています。

結果的には、それぞれが新しい道と新しい関係を見つけられた、円満離婚になったと確信しています。

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