私が手に職もないのにシングルマザーの道を選んだ理由 女性 27歳 Y.H.さん

会社の同期であった元旦那とは2年の交際を経てできちゃった結婚をしました。当時私21歳、彼24歳。周囲には若すぎると言われましたが堕胎は絶対したくありませんでした。

半ば強引にした結婚でしたが、やはり周囲の言うように私達は若すぎたのだと思います。結婚生活は5年弱で破綻してしまいました。

結婚から出産まで

妊娠発覚後、まっさきに彼に告げると返ってきた言葉は「本当に俺の子なの?」でした。

後から考えればこんなひどい言葉を言う相手との結婚はやはり思いとどまったほうがよかったのかも・・・と考えつくのですが、その後すぐ「ごめん、やっぱり結婚しよう」と言ってくれたことと、相手の事がすごく好きだったと言う事で結婚を決めました。

おなかには赤ちゃんがいますし、1人で育てていく覚悟もお金もなく不安なのもありました。

結婚の準備を進める中で、住民票の移動やその他諸々の事務手続きが必要になるわけですが、年上である彼がそういった点にあまりに無知であること、腰が重いことに不満を覚え始めていました。

マタニティブルーもあったのかもしれません。そんな中結婚から数ヶ月後の夏、長男を無事に出産しました。私は勤めていた会社を辞めました。

長男の子育てと私の両親

出産は里帰りだったので、仕事が休みの時に旦那が実家に様子を見に来る生活が1ヶ月ほどつづきました。旦那は人当たりがよく、まじめなので私の両親には気に入られていました。

ただ、私は両親の前の旦那と家にいる時の旦那の態度の違いの大きさに不満がありました。実家にいたときには子供をあやしたり、おむつを替えたりしておきながら家に帰るとほとんど何もしなくなったうえ、私の両親の不満を言ったりしはじめたからです。

長女の出産と旦那の束縛

長男が生まれて2年後、長女が生まれました。2歳と0歳の子育ては本当に大変で、寝る間もないほどでした。それなのに旦那は仕事が忙しく、家に帰ってこない日が1週間に3日~4日ありました。

私は体力的にも精神的にもつらく、洗濯物もたためないなど家事にも支障が出てくるほどでした。たまに旦那が帰宅すると、必ずと言っていいほど夜に求めてきました。

とてもじゃないけど受け入れられる状態ではなかったので、断り続けていると「俺は種馬か」、「嫁は旦那につくすものだろう!」などと言われる始末。私の浮気まで疑いはじめ、堪らず子供を連れて実家に帰りました。

2度目の帰省と離婚まで

実家に帰った私は両親になだめられ一度は家に戻ったものの、旦那との話は平行線のままでした。旦那の理想は私は家を守り、旦那の言う事を忠実に聞くおしとやかな妻なんだったと思います。

でも、私は子供が少し大きくなり手が離れたらまた仕事もしたいし、友達と飲みにも行きたい。そんな願望も旦那は許してくれませんでした。

それと旦那は長男であり、ゆくゆくは実家のある田舎に帰って自分の両親の面倒を見たいと言っていたのもひっかかっていました。誰も知らない田舎へ行くことは絶対に嫌でした。

ただでさえ家にいない旦那、不安な子育て、自分の味方が誰もいない知らない土地へ行くことは当時の私には考えられず、どうしても避けたい事柄でした。

旦那が帰ってくればいつもその話になり、喧嘩ばかりでした。堂々巡りで答えは出ません。喧嘩ばかりしている私達の姿をこの先いつまで子供たちに見せなくてはいけないのか。

先が見えない不安で毎日を過ごすより自分で子供たちを育てて笑える毎日を過ごしたいと思い、二度と戻らないと決めて実家に帰りました。

離婚から自立まで

数度の話し合いを経て離婚は成立しました。旦那は子供の親権も何もいらないと言いました。子供の写真も何もいらないと。

他に何もいらないけれど、「子供だけは絶対に渡せない」と思っていた私にとっては、不謹慎かもしれないけれどとてもありがたいことでした。親権を争って裁判にでもなったらなかなか自由になれず苦労すると思っていたからです。

今となってはわかりませんが、彼が本当に子供を愛していたのかは少し疑問です。

私はその後実家をすぐに出て自立しました。子持ちの上、資格もないので仕事探しには苦労しました。また、仕事がないので住む場所を探すにも苦労をしました。

でも、旦那の事、その他諸々の事を考えず、子供たちの笑顔だけを見ていることができる。お金はないけれど、とても幸せを感じていました。

沢山大変な思いも苦労もしましたが、離婚当時4歳だった長男は今年21歳になり大学3年生に、2歳だった長女は19歳になり大学生になりました。

私は仕事も家庭も充実し、とっても幸せです。離婚は決してマイナスではないし、怖いことでもありません。自分らしく前向きに生きていく選択肢の1つだと思います。私は離婚をして良かったと思っています。

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