離婚の際の弁護士費用とは?知っておくべき5つのポイント!

離婚の際、弁護士にお願いする場合とは、どのような場合でしょうか。大半は、協議離婚(双方の話し合いによる離婚)が不成立に終わり、やむなく離婚調停に進んだ場合、もしくは、離婚調停も不成立に終わり、最終手段として離婚裁判に発展した場合、弁護士に弁護を依頼します。

その他にも、離婚の際の取り決め事項(誓約書)等を作成時や、協議離婚の際、証人を立てる場合に弁護士に依頼をする方もいます。

ここでは、離婚裁判に向けて弁護士を立てた場合の弁護士費用について紹介していきます。

弁護士選びとは?離婚訴訟に強い弁護士探し!

弁護士の得意分野を知る!

医師と同じように、弁護士にも得意分野というものがあります。ただ弁護士の場合は、外科医、内科医といった形で、医師のように表立って専門分野を公表しているわけではありません。

弁護士は法の専門家ではありますが、法律の世界は多岐に渡ります。全てに精通している弁護士は皆無といっても良いでしょう。

弁護士を探す方法とは?

では、どうやって探せばよいのか?大半の弁護士は、所属している法律事務所のホームページや専門サイトにプロフィールを掲載しています。そこでは、自身が携わった案件、件数(実績)と共に、自身の専門分野が載っていますので、これを参考に弁護士を選んでいきましょう。

弁護士も医師と同じ!

弁護士を探す際、大半の方は、自宅もしくは自分が動きやすいエリアにある法律事務所から弁護士を探すことでしょう。ここで大切なのは、自分に合った弁護士を見つけることです。

法律事務所の弁護士も病院の医師と同じく、色んなタイプの方がいます。あなたは、担当弁護士と裁判の相談から判決が下りるまで何度も接触し話をする事になります。親身に話を聞いてくれる人、適切なアドバイスをしてくれる人など、自分に合った弁護士を選ぶ事が重要になってきます。

もし可能であれば、正式に依頼する前に複数の弁護士に相談する事をお勧めします。その中で、自分に合った弁護士を選ぶのもひとつの方法です。

インターネットをフル活用!

弁護士を探す際、友人や知人に紹介してもらうというのも、ひとつの方法ではありますが、「離婚の相談のため」となると、なかなか紹介してもらうのが嫌な方が多いでしょう。

そんな時は、インターネットで検索してみましょう。専門サイトには、「弁護士ドットコム」や「弁護士ねっと」、「弁護士タウン」など沢山のサイトがあります。そこから、自分の地域や弁護士の実績などを踏まえ、弁護士を探しましょう。

弁護士をピックアップしたら、まずは電話をします。弁護士との相談は、原則として予約制になっていますので、相談日を決めるところからのスタートとなります。

初回相談無料とは何?

検索してみると、中には「初回相談無料」という法律事務所があります。基本的には、弁護士への相談は有料制ですが、初回無料でも、弁護士はきちんと相談に乗ってくれますので、是非一度、試してみることをお勧めします。

費用はどのくらい?費用の相場を把握する!

では、いざ弁護士に依頼すると決まった場合、裁判費用はどのくらいかかるのでしょうか?実は、裁判費用には、あらかじめ決まっている金額というものはありません。つまり、全国どこの法律事務所でも同じ金額ではないという事です。

ただし、弁護士費用には相場というものがあります。直接、法律事務所に問い合わせれば教えてくれる所もありますが、なかなか聞き出せない。電話するのも面倒だ。という方も居るでしょう。ここでは、ひとつの例として紹介しておきます。

まず、裁判をするための相談料:5千円(30分)、裁判の着手金:30万円、裁判の基本報酬:30万円、成功報酬:30万円となります。その他にも、戸籍謄本や収入印紙代など、裁判に向けての必要書類にかかる費用も発生してきますので、概ね100万円程度かかることになります。

このように、裁判には多大な費用がかかります。ですから、先ほども紹介したとおり、自分に合った弁護士を選ぶこと、そして、可能な限り、裁判に関する情報収集を行い、じっくり検討することが大切です。

費用が出せない!そんな時の強い味方とは?

ここまで紹介した中で、「離婚裁判をしたいけど、この金額は払えない。」「どうも自分には無理だ。」そんな方も居るでしょう。そんな方にも、きちんとした弁護が受けられるよう、法務省(日本司法支援センター)では【法テラス】という制度を設けています。

【法テラス】とは、簡単にいうと弁護士費用立替制度の事です。弁護士費用を月額5千円から1万円程度の支払いで分割して支払いますので、月々の負担も軽減されます。もちろん、通常の弁護と同等の弁護を受けることが可能となります。

誰でも利用可能なの?

ただし、誰もが法テラスを利用出来るわけではありません。法テラスを利用するには利用条件があります。大きく分けると、収入基準と資産基準を満たしていることです。具体的には、①収入等が一定額以下であること。②勝訴の見込みがないわけではないこと。③民事法律扶助の秩序に適すること。

これらの審査基準に適合した方のみ、法テラスの利用が可能となります。詳しくは、最寄りの法テラスに確認しましょう。

自分で起こす裁判?本人訴訟はハイリスク!

【弁護士に依頼することなく自分で裁判を起こすこと。】つまり、本人訴訟は離婚裁判の場合でも可能です。ただし、これには大きなリスクが伴います。

その大きなリスクとは?

ひとつは、必要書類や申請書などを自分で揃えなければならないこと。また、こちらが訴訟を起こし、相手と裁判で争うことになれば、相手方は弁護士を立ててくる可能性が高まります。そうなった場合、こちらの情勢は断然不利になります。

知識があっても難しい!

仮に自身に法律的な知識があったとしても、向こうには豊富な知識と経験という大きな盾が存在するからです。多大な労力を使って資料を作成したり、裁判の費用を負担したりすることも惜しまないという方は別ですが、肝心なのは晴れて離婚を成立させることです。そのためには、やはり専門家に依頼する事がベストな選択と言えるのではないでしょうか。

離婚裁判は最後の砦?誠意ある態度を示す!

離婚裁判は、離婚を成立させる上で最後の砦となります。費用に関するお話で言えば、裁判が長引けば長引くほど費用の負担も増してきます。

そういった悪循環を回避するには、やはり誠意ある態度を示すのが得策です。弁護士も人間です。裁判官も人間です。こちらが誠意ある態度で臨めば法外な判断は下しません。

聞くべきことは聞き真摯に訴える。何事にもきちんと向き合い、感情的にならないこと。これが、相手に好印象を与える秘訣だと考えます。

まとめ

これまで紹介した弁護士費用についてまとめます。

    <知っておくべき5つのポイント>

  • 離婚訴訟に強い弁護士を選ぶ
  • 弁護士費用の相場を知っておく
  • 法テラス制度を知っておく
  • 本人訴訟はハイリスクである
  • 誠意ある態度を示す

弁護士費用は定額ではないため、弁護士選びをする上でも、なかなか判断が難しいことでしょう。大事なのはいかに情報を集め、その情報を吟味するかということです。そして、可能な限り多くの弁護士と接するかということです。

その、たくさんの情報の中から自分に合った弁護士を選び出すことが、結果的には自分にとって一番良い方法となります。まずは、情報収集から始めてみてください。

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