離婚における不貞行為の慰謝料は?覚えておきたい5つのポイント!

離婚原因の一番の理由が、相手方の浮気です。ただ、この「浮気」という言葉は、曖昧な部分が多く、どこからが浮気なの?というボーダーラインに対する議論になるのが一般的です。

法律上、この浮気という言葉は存在しません。離婚裁判でも、最大の焦点となるのが肉体関係を持ったか否かという事です。不貞行為という言葉は、あまり聞き慣れない方もいるでしょうが、ここでは、離婚に際して不貞行為による慰謝料について紹介していきます。

不貞行為の意味とは?意外に知らない意味!

不貞行為とは、平たく言えば【肉体関係】の事です。法律上の定義は、「配偶者のある者が、その自由意志に基づいて配偶者以外の者と性的関係を持つこと」とあります。つまり、夫(妻)が、配偶者以外の者と肉体関係を持つこと。を不貞行為と言います。

浮気と不倫の違いは?ここが違うポイント!

相手の本気度の違い!

「浮気」と「不倫」、一見似ているように思われる方も居るでしょうが、厳密には、この2つの言葉には違いがあります。「浮気」というのは、男性側が本気でも女性側は本気ではない場合、もしくは、その逆の事を言います。

一方、「不倫」とは、お互い配偶者がありながら恋愛関係を持つことです。この場合、肉体関係に発展するケースが多く見受けられ、互いに本気である場合が多いです。

不貞行為を立証するには?証拠集めが先決!

相手の不貞行為を立証するためには、証拠を集めなければいけません。相手に本当に浮気や不貞行為があった場合、相手も証拠を懸命に隠蔽しますので、あなた一人での証拠集めは困難な場合が多いことでしょう。

証拠として立証するには、①相手とホテルに出入りしている写真や動画、②肉体関係があった事が判断できる会話や記録、③ホテルに行った事がわかる行動記録(行動履歴)これらが必要になってきます。

しかし、いざ裁判になったとしても、これらの証拠にどの程度効力があるかは難しいところです。場合によっては、立証できる判断材料として認められない可能性もあります。

不貞行為を立証出来うる証拠集めとは、それほど難しいものなのです。選択肢のひとつとしては、興信所等に依頼して相手の身辺調査、行動調査等を行ってもらうという方法もあります。相手の行動が不審に思えたら、まずは弁護士等の専門家に相談してみましょう。

証拠集めは慎重に進める!

相手は、事実を隠そうと必死になるはずです。そこで、あなたが不審な動きや不穏な表情をすれば、相手はそれを察知して尚更強固に隠そうとします。確たる証拠を掴むまでは、冷静を保ち、かつ慎重に進めることが大切です。

確たる証拠を突きつける!

確たる証拠を集めたら、相手と話し合いをしましょう。その場合、いくら証拠を突きつけても言い逃れをする可能性も充分に考えられます。ですが、まずは話し合いをすることが先決です。きちんと向き合って話し合いをしましょう。

慰謝料はどのぐらい?状況により金額は様々!

状況で違う慰謝料の金額!

慰謝料には基準がありません。不貞行為に限らず、どんなケースで慰謝料であっても、法律上の基準はありません。慰謝料は、婚姻期間の長さや、相手の不貞行為の度合い、子供の有無などによって、その金額はさまざまです。

具体的な金額を算定する際は、決してあなた自身では判断せず、弁護士等の専門家に相談することをお勧めします。

相手への請求は?請求の可能性は状況次第!

相手への請求は可能?

あなたの相手方(夫や妻)と不貞行為を行った相手に対し、慰謝料を請求することは可能です。ただし、その相手も「無理やり誘われて断り切れなかった」などど言い逃れをする可能性もあります。重要なポイントは【本気度】です。その本気度を判断するのは非常に難しいことです。まずは、弁護士に相談する事をお勧めします。

相手へ請求する方法とは?

相手に対し請求する方法としは、まず、相手に「内容通知書」を送ります。もちろん、これは相手先の住所等が分かる場合のことですので、実際は、なかなか難しいケースがほとんどです。また、【直接、相手に会う】という方法も考えられますが、これは、かなり危険が伴いますので避けた方が良いでしょう。

請求が困難な場合もある!

相手への慰謝料請求が困難な場合もあります。例えば、肉体関係を持った相手が、あなたの夫(妻)が婚姻中だということをしらなかった場合などが該当します。

ただこれも、相手が「結婚しているのを知らなかった」「独身だと言われていたから信用していた」と言い逃れをされた場合、これを立証するのは難しくなります。

いずれにしても、不貞行為を立証することは、あなた単独では困難な場合が多くあります。ひとりで抱え込まず、専門家に相談することをお勧めします。

不貞行為の果ての結末!

不貞行為の果てには、哀れな結末しか残っていません。一時の感情に溺れ、心の赴くままに行動した結果、周囲の幸せを壊してしまいます。そして、その後、全てのツケは自分に返ってきます。

まとめ

これまで紹介した知っておきたい5つのポイントについてまとめます。

    <覚えておきたい5つのポイント>

  • 不貞行為とは肉体関係のこと
  • 浮気と不倫の違いは本気度の差
  • 立証するには証拠集めから
  • 慰謝料は状況によって違いがある
  • 相手への請求には困難が場合もある

不貞行為は、許されざる行為です。どうしても浮気や不倫という扉を開けたいのならば、せめて、今、置かれている現状にきちんと区切りをつけるべきだと考えます。周りの幸せを維持するためには、時には自身の欲求を消す努力も必要です。

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