意外と多いのが宗教問題!どうして宗教が離婚原因になる?

大半の日本人にとってピンとこないのが宗教。様々な宗教行事も「単なるイベント」として通り過ぎていくのが当たり前の感覚です。しかし実は、宗教はとても重いテーマ。時には宗教が理由で離婚問題に発展することだってあるのです。

「たかが宗教」と軽く考える人が多いにも関わらず、どうして宗教が原因で離婚にまで至ってしまうのでしょうか?

宗教ってそんなに大事?人間の中で宗教の占める位置とは?

大半の日本人にとって、宗教は日常とはかけ離れたところにあります。普段の生活で宗教を意識する機会はほとんどありません。しかし、特定の人たちにとってはそうではないのです。宗教とはどの程度のウェイトを占めているものなのでしょうか?

宗教=生きる指針

一般的な日本人にはあまり多くありませんが、宗教と道徳や倫理観は深く結びついているものです。宗教の教え=個人の価値観としてその人の人間性に深く根付いているのです。いわば、生きる指針として宗教が大きなウェイトを占めているととらえることができます。

なんとなく神様っぽいもの

多くの日本人にとって、日常生活で宗教を意識することはありません。なんとなく「神様っぽいもの」を漠然と意識する程度です。しかし、その神様は特定の宗教に根差したものではなく、「マナー」「道徳」「しきたり」など、社会風習とは切り離された存在です。

宗教に対するギャップは溝が深い!歩み寄りが難しい理由とは?

宗教は、ある人にとっては生き方そのものです。しかし別の人にとってはそうではありません。たとえ信仰を持っている二人であっても、その神が同じとは限りません。宗教というのはお互いの神や考え方が異なる場合、そのギャップを埋めるのが非常に難しいのです。

その理由はどこにあるのでしょう?

あなたの神はニセモノ!

これは一神教にみられる考え方です。彼らにとって神とは、自信の宗教上の神のみであって、他の神は全て「神」ではありません。すると、他の宗教を信仰している者=悪という二元的な思考になってしまいます。

信仰がない=野蛮

信仰を持つ人にとって、神の存在を信じ、その教えに従って生きることは、自分という存在を高める行為としてとらえられます。そんな人たちから見ると、「信仰がない=知的ではない野蛮な人間」とみなされてしまうのです。信仰を持つ人たちにとって、そうではない人は無礼で野蛮に映ります。

宗教=怖い

カルト的な宗教の起こした事件によって、日本人にとって「宗教=危険な団体」というイメージが根付いてしまう結果となりました。そのような宗教は非常にまれなのにもかかわらず、特定の信仰を持たない人からは、宗教に対してこだわりを持つ人が恐怖の対象に見えてしまうのです。

両者のギャップは埋まらない

このように、宗教に対する見方が正反対であるため、宗教を挟んだ人間関係の溝を埋めるのは非常に困難なのです。特に生活を共にするような距離感の近い人にとっては。

離婚につながりやすい宗教は?宗教と日常生活の密接度がポイント!

世の中には非常に多くの宗教が存在しています。宗教が違うからと言って、すべての夫婦が離婚に至るわけではありません。当然、異なる信仰を持つカップルでも上手く結婚生活を続けているケースもあるのです。

離婚につながりやすい宗教とはどんな特徴があるのでしょう?

一神教

一神教とは、神様はただ一人とする考えを持つ宗教です。一神教をとる代表的な宗教を紹介します。

  • キリスト教
  • イスラム教
  • ユダヤ教
  • エホバの証人
  • 統一教会

一神教では、他の神の存在を一切認めていません。つまり、自分の信じる神以外の神を信じる者や、神自体を信じない者は「悪」なのです。

厳格な戒律

宗教の中には、日常生活のありとあらゆるところに戒律が存在しているものがあります。普段の生活まで宗教が介入してくると、パートナーはそれに合わせることに苦痛を感じるようになってきます。

金銭的な負担

寄付やお布施など、宗教活動の際に金銭的な負担を求められることは少なくありません。それが少額であったり任意であったりするならば問題ありません。

しかし、強制的に金銭を求められたり、その額が高額であったりする場合、パートナーの理解を得ることは難しくなります。基本的に結婚後の財産は二人の共有財産となります。どちらか一方の個人的な都合で家計を圧迫する事態は、十分離婚につながる要因なのです。

親戚関係にも要注意!結婚は二人だけのものではない!

お互いが無宗教、もしくは宗教に寛大であったとしても、それですべての障害がなくなるとは限りません。結婚とは二人だけで完結するのではないからです。古い言い方ですが、家と家とがつながりを持つのが結婚なのです。

親戚や家族が熱心な信者である場合

親戚や家族の中に熱心な信者がいる場合、パートナーやその家族に対しても干渉してくる度合いが非常に高くなります。執拗な勧誘行為や金銭的被害、人格の否定など、トラブルメーカーと化してしまう場合があるのです。

板挟みになり疲れ果てる

当然間に入るのは夫婦のどちらかです。板挟みにされる結果、夫婦関係にも亀裂が入ってしまい、離婚の危機となります。どこまで周囲がストッパーとして機能してくれるかが重要な分かれ道です。

離婚を避けるためには?お互いにどこまで寛容になれるか?

信仰を持つことは悪いことではありません。それによって高い倫理観や道徳観念を身に着けることもできるからです。しかし、宗教が原因となる離婚は世間が考えるよりもずっと多いのです。

離婚を避けるためのポイントを紹介します。

強制しない

仮に相手が宗教に対して否定的な態度であっても、それを拒否してはいけません。信じるのも信じないのも、それは全く個人の自由なのです。あなたにとって素晴らしい神が、パートナーにとってもそうであるとは限りません。

許容する

宗教に対して知識や関心が薄い場合、「宗教=怖い」といったイメージが付きまといます。特に、宗教的な行為が普段の生活にまで入り込んでいる場合はなおさらです。しかし、あなたとパートナーは別々の個人です。価値観や考え方が違って当たり前なのです。まずは相手の価値観を尊重する姿勢を持ちましょう。

実生活に支障が出たら?まずは冷静な話し合いを!

生活習慣や経済面など、宗教によって夫婦生活に実害が発生してきた場合でも、離婚を回避できる方法はあります。離婚という結果にならないための基本的な姿勢についてまとめました。

感情的にならない

不満が募ってくると、人間はどうしても感情的になってしまいます。むき出しの感情をぶつけられると、相手もそれに応じて感情的になります。すると、お互いに相手の話を冷静に聞くことも受け入れることもできません。

実害のある部分のみを伝える

実際に困っていることは何ですか?それは実際の行動であって信仰そのものではありませんよね。具体的に実害の発生している事のみを伝えるようにしてください。

宗教自体を否定しない!パートナーにとっては重要なことなのです!

縁があって出会い、結婚することとなった二人です。たとえ自分には理解できないことであっても、可能な限りは相手を受け止めてあげましょう。あなたにとっては一見無意味な言動であっても、パートナーにとってはとても大切なことなのですから。

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