離婚はすぐにはできない事も!離婚の手続きについて!

日本でも非常に増えてきた「離婚」ですが、実際に離婚を迎える夫婦は「その大変さ」に改めて気付く事になります。多くの離婚を迎えた夫婦が「まさかこんなに大変だとは思わなかった」と感じるのです。

ハンコを押せばそれでいいと思っていたけど、実際の離婚はそう簡単にできるものではなかった。今回はそんな「離婚」の手続きに関して「法的なもの」と「現実的」な手続きに関しての紹介をします。

今すぐしたい離婚!でも今すぐにはできない場合も

離婚を決意するまでは辛抱も我慢も積み重ねてきますが、いざ離婚を決意したら「一刻も早く離婚したい」となるのが人間です。相手の顔も見たくない。早く離れたい。その一心となります。ですがそんな簡単にできるものでは無いのです。

離婚は今すぐはできない

離婚は「したい」と思ったらすぐできるものではありません。「両者の記名と捺印」が書類に揃ってかつ「不受理申請」が提出されていない場合に限って可能なものです。

即離婚は双方合意の場合だけ

離婚を意識していない時は「離婚は簡単」「離婚はハンコを押すだけ」と考えてしまいがちです。ですが実際の離婚では「双方合意」というのが非常に難しい。お互いの利害関係、損得勘定、気持ちの整理がそれを困難にさせてしまいます。

実は双方合意からも長い!現実の離婚について

離婚協議において「双方合意」が得られた場合。それでも簡単に離婚は成立しません。離婚には合意しているものの「離婚の条件」つまりは「結婚生活の後始末」でややこしくなるのが現実の離婚なのです。円満離婚は現実では中々ありません。

合意しているのに判子が押されない

お互いが離婚には合意している。でも離婚届にはハンコを押さない。それは殆どの場合は「財産分与」「親権」「慰謝料」「養育費」といったこれからの話で折り合いがついていない為です。離婚に合意は得られても諸々の諸条件で合意が得られないのです。

お互いの思惑がぶつかりあう

離婚協議中の夫婦は完全に冷え切っています。冷静な話し合いはまず成り立ちません。お互い顔も合わせたくない者同士が嫌々話し合いをしているのです。そんな状態では「少しでも得したい、損したくない」という気持ちばかりが前に出てしまいます。

協議は大抵まとまらない!離婚の現実について

日本は離婚裁判よりも協議離婚の割合が多いとされていますが、実際はそうでもありません。裁判を避ける為に協議で終わった、協議で終わる為に相手の条件を飲んだなど、本意ではないものの離婚を最優先したというケースが沢山あります。

まとまらない理由1:親権

子供のいる家庭の場合、離婚で最も揉める原因は「親権」です。日本は欧米の様な「共同親権」が制度化されていない為に「子供を引き取る=親権を持つ」という固定観念があります。その為に親権を意地でも譲らないと揉めてしまうケースが多いのです。

まとまらない理由2:お金

親権の他で最も揉めやすいのは「養育費」「慰謝料」といった「お金」にまつわる協議です。少しでも沢山取ろう、少しでも払うのは減らそうとするのが人間ですのでお互いの思惑がぶつかり合って中々決着をみません。

協議は大抵決裂する!そして離婚調停へ

なるべく払いたくない、沢山貰いたい、親権だけは譲れない。そういったお互いの思惑が交錯して、結果的にまとまらない離婚協議は多いです。そんな場合に公共の第三者の力を借りる「離婚調停」が始まります。

調停員が妥協案を模索する

当事者同士の協議がまとまらない場合に進む離婚調停ですが、実は離婚そのものがここで前に進むことは稀です。というのも調停自体はより良い離婚を模索するというより「戻れるなら戻す」というスタンスで取り組む調停員が多いからです。

大抵ここでもまとまらない

調停員は「戻れるならそれが一番」と考えているケースが多く、お互いの妥協点を模索して「もう一度」という選択肢を提案します。その為、話し合いが中々前に進まず結局は裁判というケースが殆どです。

    <離婚調停がまとまらない理由>

  • 調停員が離婚を止める
  • 調停員は基本的に傍観者
  • 裁判までの繋ぎに過ぎない
  • 意見を聞いてアドバイスまでしかしない

調停員の「丸く収まるならそれがいい」という姿勢も要因の一つですが、調停の場には裁判所のように「こうします」と決める権限がありません。ですので話が平行線になりがちです。

離婚調停が決裂!決戦の場は裁判所へと移る!

離婚調停もうまくいかず、結局離婚の話がまとまらなかった。そんな場合に進むのが「離婚裁判」です。今度は調停とは違い「離婚の可否」という最終決定が間違いなく出ます。調停を経ずに裁判には進めない為に「義務的」に調停をする人も多いです。

判決前に協議が一気に進む

裁判は時間とお金がかかります。それを避ける為にここで初めて「裁判を長引かせたくない」と歩み寄りを見せる夫婦が多いです。具体的には「養育費の減額」「面会権の保証」などでの調整が多いです。

離婚は協議で終わりにくい!その理由は「親権」にあり

以上、離婚について法的な仕組みだけでなく実際の離婚協議において必要な内容について紹介をしてきました。メディアから伝わる離婚のイメージは「ある日、家に帰ると離婚届けにハンコが押されている」という状況ですが、これはほんのプロローグに過ぎません。

両者のハンコをそろえる為にお金や親権、これからの生活の事など様々な事を話し合っていく事になるのです。特に子供がいる家庭の場合はその傾向が顕著です。「親権」はお金以上に揉めます。

子供のいない夫婦の場合は協議で殆ど終わります。問題は子供がいる場合です。共同親権が無い日本ではどちらも譲らず裁判で争う事が非常に多いです。

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