離婚は自分を取り戻す通過点 女性 29歳 M.S.さん

離婚は今日ではそんなに珍しいことでもないです。いろいろな人がいると思いますが、私は離婚というものはやはり良いことではないと思っています。

ただ、私にとっては良いことだったのだと思います。離婚をしていなかったら、今の私はいなかったかもしれません。

結婚から離婚するまで

大学時代ほぼ4年間近くで一緒に勉強していた彼と若い時に結婚しました。彼はまじめで女性に声をかけることすらろくにできない人でした。でも、さわやかな感じだったので後輩からも「いつ別れるんですか?」など聞かれるくらい憧れている子もいました。

生活は私一人が全て家事をこなし、彼はゲームをしてくつろぎ、私の家事に文句ばかり言いました。どんどん心の余裕がなくなってきてしまい、結果彼は子どもがまだ1歳でお腹に2人目がいるときに女性に走りました。

私は浮気したら離婚と脅し文句でふざけて言っていたのですが、「そう言ったじゃないか!」と逆に離婚をせまられしまいました。4年間いろいろ頑張ってみたものの、私がうつ病にもなってしまい離婚することになりました。

きっかけは彼と一緒のお墓に入ることを考えたらすんなりとそんなのは嫌だと思ったからです。彼との生活を続けるには私は仕事を辞めなければなりませんでした。大きな子どものような人です。

離婚後の経済的なこと

私の仕事は彼と付き合う前から私が志していたものでした。男性とまったく同じ扱いなので正直お金には困ることはありませんでした。

むしろ彼からのお金なんて汚くてもらえないとすら思うようになっていましたが、市で破格で弁護士の方に相談できる場所があって相談したら「慰謝料はもらったほうが良い」と言われたのでもらうことにしました。

しかし、私が働いたお金はすべて彼が管理していたのでいま思えばもっともらっても良かったかもしれません。彼は早く離婚をしたかったからか、こちらの条件をのんでくれました。

お金もいまだにきちんと入れてくれています。数年前には小さいですが新築マンションも購入できました。派手な生活ではありませんが、今のところ困ったこともなく、子どもの学費についても学資保険で大学までは行かせてあげられるので心配はありません。

離婚後の精神的なこと

離婚直後は彼のこれまでの私への仕打ちを考えたら悲しみどころか怒りが湧いてきました。今でも交際相手の女性は不幸になっていますようにと願っています。その女性とも離婚前には別れていたようですが。

子どもたちにはそれでも「お父さんはお父さんなので会いたい時に会っていいよ」ということにしています。子どもの行事にはいつも参加しています。離婚するまで私は彼に守られて生きるような女でしたが、一人で子どもを育てていくうちにたくましくなり、彼も私が変わったと感じているようでした。

今の私なら不倫をした旦那にもっと違う方法でアプローチできただろうなと思います。職場でも出世したのでもはや「女」ではなく、パートナーとして男性女性関係なく仕事ができるようになりました。一切恋愛もせず、子どものためにただ懸命に頑張っています。

全然「かわいそう」じゃない!

時々既婚女性に「かわいそうに」と言われます。それはその女性がご主人がいてとても幸せだからなんです。

でも、子ども二人も反抗期を少しずつ乗り越え修羅場のような場面もあり、一人で悩んでいて疲れたりすることも多かったけれど、大きくなった二人が私のことをよく理解してくれているのが十分わかっているのでかわいそうでもなんでもありません。

むしろ今本当に離婚して良かったと思っています。子供たちにはお父さんがいないという寂しい思いをさせてしまったと思いますが、それは素直に謝りました。人生一度きり、本当の自分に出会えて、これから自分らしく生きていきたいと思っています。

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